予算10万円でタイ旅行を満喫する方法

タイ旅行

予算10万円でタイ旅行に行くとなった場合、予算内で十分タイを満喫する事ができるのでしょうか?

事前に知識なく旅行計画を立ててしまうと、海外旅行の予算10万円なんてあっという間に使い切ってしまう事でしょう。

でも、色々節約できる部分は節約しながら計画を立てると、誰でもこの予算で可能かも知れません。

そこで年に5回以上、数年に渡って旅してきた経験から、この限られた予算でタイ旅行を十分に楽しむ方法を考えてみました。

現在、新型コロナウィルス感染症の影響で、タイ渡航に制限がかかっています。
こちらの情報は、コロナ流行前の平常時の情報となります。

予算10万円を超えないようにする為の計算方法

計算方法は、

10万円 – [やりたい事の合計金額] – [ホテル代・飛行機・飲食代・その他雑費] = 残金(0円以上)

の順番で計算していきます。

やりたい事の合計金額が決まれば、残りの予算でホテルや飛行機のグレード・食事でどれ位贅沢ができるかが見えてきますからね。

タイ旅行を満喫する為に、必ずやりたい事

やりたい事一覧

  1. バンコクの有名スポットは、観光したい
  2. 水上マーケットに行ってみたい
  3. 世界遺産の古都アユタヤを観光してみたい
  4. ショッピングも楽しみたい

上記のような条件でプランを立ててみましょう。

他の国では味わえない、タイ文化を満喫できる代表的なものをピックアップしました。

やりたい事にかかる費用

水上マーケット

まず一番かかりそうな水上マーケットですが、外国人向けの有名なダムヌン・サドゥアック水上マーケットに行く費用です。

タイには、バンコク近県にいくつか水上マーケットがあるのですが、週末しか開かれていない地元の人たち向けのものも多いので、外国人観光客が水上マーケットに行くならココを外すことはできないでしょう。

こちらの水上マーケットはバスを使って自力で行くことも可能ですが、バスターミナルに行ったり正しいバスに乗る為の難易度が高いのと、現地でボートに乗る為の交渉がタイ語が話せないと大変そうなのでツアーを利用します。

ツアー料金は、日本語のサイトでも1,300バーツ(約4,500円)位からありそうです。

現地でのボート乗船料金の交渉はタイ語が使えないと難易度高めで、余程自身が無いとボッタクリ料金を請求される可能性が高い為、結果ツアーを使った方が安くなりそうです。

アユタヤ観光

アユタヤ観光も水上マーケットツアーとセットで行くなら、同じ位の料金で行けるようです。

でも、今回は限られた予算で行くことを考えて、こちらは自力で行ってみる事にしましょう。

バンコクの北にあるモーチットバスターミナルから、アユタヤ行きのミニバスが出ています。

このミニバスに乗ってアユタヤへ行き、自転車を借りて主要な遺跡を周ってみます。

  • ホテルからバスターミナルまでの往復タクシー代:約300バーツ(同行者がいれば人数で割れます)
  • アユタヤ行きのミニバス乗車料金:片道70バーツ(往復140バーツ)
  • 自転車のレンタル料金:50バーツ
  • 寺院入場料:有料寺院1か所50バーツ(主要寺院は三か所で150バーツ)

合計で640バーツ(約2,300円)となりました。ツアー料金が1700バーツ位からなので半額以下ですね。

自転車ではなく、現地でトゥクトゥクをチャーターして寺院を巡りたいとなると、1時間辺り300バーツ程の料金がかかります。数時間チャーターするとなると、結果ツアーの方が安くて楽だったという事もありえるので、同行者の人数や体力等を考慮して決めましょう。

バンコク有名スポット観光

有名どころで言うと、王宮含む三大寺院(ワットプラケオ・ワットポー・ワットアルン)と、天井画で有名なワットパクナム、あとはナイトマーケット等ですかね。

入場料がかかるのは、ワットプラケオ・ワットポー・ワットアルンだけで、他は交通費だけで済みます。

しかも、全て地下鉄MRTで移動可能です。

三大寺院は1か所に集まっていますので、1日で全て見終われば交通費が1回分で済みます。

  • ワットプラケオ(王宮):500バーツ
  • ワットポー(涅槃像):200バーツ
  • ワットアルン(暁の寺):50バーツ
  • 各所の交通費:往復約100バーツ(三大寺院・ワットパクナム・ナイトマーケットで300バーツ)

合計で1,050バーツ(約3,700円)です。

ショッピング

お土産を含むショッピングについては購入するものによって変動するので、最後に残った額を費用としましょう。

現在までの合計額は、10,500円となりました。

やりたい事から換算した、旅行日数と残りの費用は?

旅行日数をシミュレーション

水上マーケットが半日観光位ですので、午後からバンコク三大寺院を巡る事は可能です。

アユタヤ観光もバンコク・アユタヤ間の移動時間が片道約1時間半位ですので、午前早めに出発すれば午後3時位にバンコクに戻ってくることができて、その後からワット・パクナムを見に行くことで最短日数で全て見る事が可能でしょう。

余裕を持たせたいのであれば、次の日にワット・パクナムを見に行くようにすれば良いのでは無いでしょうか?

そして、その日をショッピングの日としてお土産探しに充てると、余裕のある日程になります。

ナイトマーケットはいずれかの日の夜に行くとして、帰路も復路も朝(又は午後)出発の飛行機に乗って旅行する場合、このプランで必要な旅行日数は4泊5日となります。

日本の出発地によって飛行機の時間に誤差はありますが、以下のような旅行日程がモデルケースとなります。

【1日目】
15:00 バンコクに到着
16:00 ホテル到着

【2日目】
6:00 水上マーケットツアー
13:00 ツアー終了・三大寺院観光
18:00 ホテル到着

【3日目】
7:00 アユタヤ観光出発
15:00 バンコク到着

【4日目】
8:00 ワットパクナム見学出発
11:00 サイアム・チットロム・ウィークエンドマーケット等でショッピング

【5日目】
10:00 バンコク出発
19:00 日本帰国


※ナイトマーケットへは、1~4日目のいずれかの日の夜に行く。

食事の回数と費用

ホテルに朝食が付いてなくて、三食きちんと食べた場合、必要な食事の回数は11~12回程ですね。

削ろうと思えば削れる費用ですが、せっかくの旅行なので贅沢する場所・節約する場所をきちんと分けて考えましょう。

  • 夕食は、レストラン等がメイン(但し、1日はナイトマーケットで食事)
  • 昼食は、1回だけレストランで食事し、それ以外は屋台やフードコートを活用。
  • 朝食は、ホテルの朝食かバスの待ち時間等に適当に済ませる。

レストランは1回平均500バーツとして考えて、合計4回。
ナイトマーケットでの食事は、約300バーツ。
レストランを除く昼食は、1回100バーツ以下で2~3回
朝食は、ホテルだと少し高めの300バーツ位しますが、移動次いでにコンビニや売店のサンドウィッチ、又は屋台で食べられれば50バーツ前後。

合計で3,300バーツ~3,900バーツ(約12,000~14,000円)となりそうです。

タイ料理が苦手な人だと、日本食や洋食・ファーストフードに頼りがちですが、それだとやはり食費は高くなってしまうと思います。
但し、コンビニにパンやおにぎりが売っていたり、タイ料理の中でも辛くない食べやすい料理もありますのでうまく活用しましょう。

航空券代

観光に必要な費用と、食費だけで既に約2万5千円です。それを考えると、航空券代に6万円以上かけてしまうとホテル代に使用できるお金は最大で1万5千円ですし、その他の雑費やショッピングにお金を使用する事ができなくなってしまいます。

そこで、飛行機代はLCC(ローコストキャリア)の航空会社を選択しましょう。

又、渡航する時期にも注意が必要です。

ゴールデンウィーク・年末年始・お盆など、連休で旅行者が集中する時期は飛行機代もホテル代も価格が高騰するのです。可能な限り、そういった繁忙期に旅行をするのは避けたいところです。

LCCを利用した航空券代は、安い時期だと3万円台位から日本とバンコクを結ぶ直行便があります。

最大4万円として計算しておきましょう。

ホテル代

ホテル代は、初めての旅行者でも安心なエコノミーホテルを選択すると、1泊5000円程の料金となります。

4泊するのであれば、ホテル代は2万円となりますね。

日本のホテルのように1人辺りの料金ではなく、部屋の定員人数辺りの料金となるので2人で相部屋だと1泊10,000円のホテルを予算として考える事ができます。

学生さん等でグループで旅行するのであれば、1泊1000円~2000円位のドミトリーを人数で貸し切って宿泊費を抑えるといった裏技もあります。

ドミトリーは2段ベッドが並ぶ部屋なので、部活の合宿みたいな感じになりそうです。

但し、トイレやシャワールームは共同となります。
又、宿泊人数によっては、他の旅行客と相部屋になる可能性もあります。

ショッピングに使える費用

ホテルが2万円で飛行機が4万円以下の航空券を購入した場合、固定で6万円が必要となります。

今までの合計額から差し引いた残金は、84,500円となりました。

つまり、15,500円がショッピング等のそれ以外のものに使用できる残金です。

但し、空港からホテルへの移動費・飲料水や嗜好品・消耗品雑貨等にも多少お金はかかると思いますので、1万円位がショッピングやお土産で使える金額となります。

ショッピングにお金を使わない方であれば、ホテルのグレードを1泊7000円位に上げたりすることも可能となるので、予算10万円でも選択の幅は広がりそうですね。

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