「タイへ旅行に行ってみたいけど、旅行費用はどれくらいかかるんだろう?」
初めてのタイ旅行だと、予算をどれくらい用意すれば良いかわからないですよね。
この記事では、初めてタイ旅行に行く人が必要になる一般的な費用を算出してみましたので公開いたします。
現在、新型コロナウィルス感染症の影響で、タイ渡航に制限がかかっています。
こちらの情報は、コロナ流行前の平常時の情報となります。
一般的に必要となる旅行費用の一覧
旅行費用には必ずかかるものと、人によってはかからないものがあるので分けて考えてみましょう。
一般的に以下のような費用がかかります。
- 航空券代
- 宿泊費
- 空港から宿泊先までの移動費
- 食事代
- 宿泊先から目的地への交通費
- 現地ツアー料金
- 娯楽費
- お土産代
- 海外旅行保険
- その他(インターネット・医療費・雑費・チップなど)
必ずかかる費用
航空券代
日本を出発し、タイへ渡航する時に必要な往復航空券の料金です。
燃油サーチャージ代や空港使用税などは、航空券代に含まれています。
又、LCCの場合の機内持ち込み荷物以外に預け荷物がある場合や、フルサービスキャリアの預け荷物料金が最初から料金に含まれている場合でも、預け荷物の重量を規定をオーバーする場合には、航空券代に加算されて請求されます。
宿泊費
タイで宿泊するホテルやゲストハウスの料金ですね。
タイに知人がいて、そちらの家に泊めてもらうというような例外を除くと、こちらも必ず必要となる費用のはずです。
空港から宿泊先までの移動費
バンコクには2つの空港があるのですが、どちらの空港も旅行者が宿泊するバンコク中心のエリアまでは数十キロの距離で離れています。
歩いて移動するのは難しい距離ですので、公共交通機関かタクシー・又はホテルの送迎をお願いする事が必要となると思います。
航空券代・宿泊費・空港から宿泊先までの移動費は、パックツアーで旅行会社に
申し込んだ場合、全て込み料金となる可能性があります。
食事代
滞在中にかかる飲食代です。
ホテルによっては朝食付きのプランもあります。
ホテルの外の屋台やコンビニで購入したもので朝食をとるのであれば、物価の安いタイでは朝食無しのプランの方が安くなる事が多いです。
宿泊先から目的地への交通費
行動範囲が、宿泊先周辺のみというのであれば掛からない費用ですが、一般的に初めてのタイ旅行でホテルにずっといるだけという事は、まず無いと思いますので必要となる料金かと思います。
ホテルから目的地に移動するために使用する、タクシー代・電車代・バス代等です。
レンタカーやレンタルバイクを借りる場合もここに含まれます。
流動的な費用
現地ツアー料金
バンコクの近郊に日帰りで出かける際にかかる費用です。
例としてあげるなら、アユタヤ遺跡ツアー・水上マーケットツアー・メークロンの線路市場などです。
勿論、バンコク市内の寺院やウィークエンドマーケット・ナイトマーケット等を巡るツアーもあります。
自力で様々な交通機関を利用して目的地に行くことも可能ですが、初めての旅行で気楽に観光したいのであれば、料金は高くなりますがツアーを選ぶと良いでしょう。
娯楽費
ムエタイショーやニューハーフショーを見に行ったり、バーやクラブでの飲み代等です。
又、マッサージやスパ・サロン等に行くのであればそういった費用もここに当てはまります。
観光やアクティビティよりもエンターテインメントやリラクゼーションを重視した旅にするのであれば、ここの費用比率が高くなるのでは無いでしょうか。
お土産代
日本に住んでるご家族やご友人等へのお土産の他、タイパンツやアクセサリーなど自分自身の為に購入するものも含めたショッピングにかかる費用です。
免税店で購入する商品等もここに含まれます。
海外旅行保険
クレジットカードを所有していなかったり、クレジットカード付帯のものだけでは不安という方が入るべき保険です。
現地で病院に行くことになった時の医療費や、あやまって物を壊してしまった時の補償等で使用できます。
クレジットカード付帯のものだけで良いという方は費用から除外できます。
その他(インターネット・医療費・雑費・チップなど)
インターネット代は、日本の携帯キャリアを国際ローミングで使用したり(日本国内で使用するのと違い、かなり高額です。)、ポケットwifiを借りて使用するのの他、タイの通信キャリアのsimカードを購入してインターネットを行う方法があります。
医療費は、大きな怪我をしてしまった場合に病院に行ったときに支払う料金の他、熱が出た・喉が痛い等の時に現地の薬局で薬を購入する費用です。
海外旅行保険に入っていれば保険で賄えるケースもあります。
雑費は、飲料水や嗜好品などを指します。
水道水が飲めないタイでは、飲料水代はかならずかかりそうですね。
チップは、レストランやホテルでサービスを受けた際に渡すお金です。
必ず必要という訳ではありませんが、親切なサービスを受けた場合はスマートに渡せると自分も相手も気持ちが良いものです。
これらのような費用がかかります。
タイに限らず、海外旅行に行く際にかかる一般的な費用ですね。
観光目的で日本を出発してタイに到着した場合、30日以内の滞在の場合はビザは必要ありません。
一般的には、その日数以内で旅行を終える事がほとんどだと思いますので、ビザ申請料金は計算に入れていません。
各費用の一般的な相場額
時期やグレードによって変動するのですが、平均的な4泊程度の旅行でゴールデンウィーク・お盆・正月などの旅行費用が高騰する繁忙期を除いて考えてみます。
必ずかかる費用内訳
費用 | 補足 | |
航空券 | 6~7万円 | LCCを使用する場合はもっと安くなる |
ホテル | 5000円~1万円 | エコノミークラスのホテルに宿泊する場合 |
空港からの移動費 | 1500円 | タクシーを利用した片道料金 |
食事代 | 300円~2000円 | 1食辺り |
現地交通費 | 100円~750円 | 1回辺り※電車・タクシー等、使用するものによって変動 |
必ずかかる費用だけでも、4泊した場合の合計金額は、約10万円~13万円程が必要となりそうです。
ホテルのグレードを下げたり、現地交通費を公共交通機関をうまく利用する事で費用を抑えることが可能となります。
流動的な費用内訳
費用 | 補足 | |
現地ツアー代金 | 5000円~1万円 | 水上マーケットやアユタヤ観光のツアー代 |
娯楽費 | 1000円~5000円 | パブやバー・クラブでの料金 |
お土産代 | 1000円~5000円 | |
海外旅行保険 | 1500円~5000円 | クレジットカード付帯のものを除いて加入する場合 |
その他 | 1000円~1万円 |
流動的な費用なので限りなく出費を抑える事も可能ですが、この中から必要なものを、必ずかかる費用に加算する事で1回のタイ旅行に必要な費用を算出する事ができると思います。
特にインターネット代は、日本の通信キャリアのローミング・レンタルwifi・タイキャリアのsimカードを利用する場合で金額にかなり差が出るので、出発までに事前に調べて準備を進めた方が良いでしょう。
なごみ(筆者)の1回の旅行にかかる費用
参考にならないかも知れないですが、私の一回当たりのタイ旅行費用も書いておきます。
年間渡航回数が多い分、毎回節約するので一般的な費用よりもかなり低いです。
費用内訳
- 飛行機代:LCCか他国乗り継ぎ便で、2か月以上前から取るので約3~4万円。ちなみに荷物は、日数が2週間位の長期旅行でも機内持ち込み荷物のみで、預け荷物の料金は節約しています。
- 宿泊代:1泊3000円以下のゲストハウスやドミトリーを使用します。
- 移動費:エアポートバスか電車を使うので、往復200円~300円。
- 食事代:朝・昼は200円以下の屋台飯で済ます事が多いです。夜は高くてもビール代込みで1500円程。
- 現地交通費:とにかくタクシーは使わず、路線バスを使用する事も多いです。又、短距離は歩くので、沢山移動しても1日500円位ですね。
- ツアー代:ツアーは使用しません。大型バスかロットゥーというミニバンで移動します。
アユタヤに行くとしても往復で700円程で、現地では200円程のレンタル自転車を借ります。
あとは、寺院の入場料位(1か所180円程度)。 - 娯楽費:行きつけのバーで飲んだり、コンビニで購入した缶ビールを部屋で嗜む程度。1日1000バーツ以内(約3500円程)と決めています。
- お土産代:職場の人達にスーパーの現地銘柄のお菓子を配る位なので500円程。
- 保険:クレジットカード付帯のもののみなので0円。
- その他:現地のsimカードをチャージしながらずっと使いまわしているので、1日50円以下。あとは、飲料水が500mLのペットボトルで10バーツ(35円)を1日2~3本程消費。
合計
上記合計を4泊分で計算してみると、娯楽費の飲み代を除けば約6万円程度。
飲み代を足しても8万円以内には収まっていそうです。
但し、これをやろうとすると色々我慢ポイントも出てくるので、初めてのタイ旅行なのであれば、あまりオススメはできません。
まとめ
一般的に15万円も貯金しておけば余裕を持って旅行できそうですし、多分13万円位でもホテルのグレードを多少抑えたり、ランチに屋台やショッピングモールのフードコートを利用すれば問題は無さそうです。
私のようにLCCを使えば10万円でもギリギリ予定どおりの旅を行うことが可能かも知れません。
又、安い屋台料理でも美味しいタイ料理はたくさんありますし、タクシーを使用するにしても数人で利用すれば1人辺りの金額は人数で割る事が可能ですし、宿泊するホテルも定員辺りの料金となるので2人以上が定員の部屋でその人数がいるのであれば、人数で割る事が可能です。
そういった方法で節約は可能なのです。
但し、行きたい場所や、やりたい事を削ってまで節約しても後悔すると思います。なので、思い出に残る旅にする為にも、無茶な節約はせずに計画を立てるようにしてみてください。
コメント
[…] […]